軍需経済

1980年代の終わり、外務省経済局国際機関第二課に勤務しオックスフォード大学ベリオール・カレッジの修士課程に派遣留学され国際関係論を専攻したある女性の論文がボツにされた。
「自衛隊のF16戦闘機購入」に関する論文だった。
女性はその論文に並々ならぬ情熱を注いでいた。
しかしその論文はついに日の目を見ることはなかった。
その挫折が、彼女の後の人生に何を齎(もたら)したのか、論文を中断させたのがどのような圧力であったのかは最早分からない。



1990年・平成二年に帰国した彼女は、外務省北米二課に所属し、半導体の市場開放、外国人弁護士への門戸開放問題などを担当していた。
しかし、
やがて強く請われて千代田区に広大な屋敷を構える「神聖」財閥の長男と1993年6月に結婚し2001年の暮に長女を産んだ。

だが、彼女は2003年末以来、精神的なストレス(適応障害)と診断されて長期療養中である。
2007年12月28日午後8時半前、彼女は中央区銀座の3つ星フレンチレストラン「ロオジエ」で、ペットのイヌ「ピッピとまり」の獣医師夫婦と4時間ほど食事をした。
以後の原理右翼・極右マスコミによるこの夫婦に対する凄まじい人格攻撃は世界中に知れ渡った。軍需財閥のPR行事に厳粛さを塗りたくるためには夜のザギンでのフレンチ定食は似合わないというのが攻撃の理由だったらしいが、、。



安部晋三=首相放り出し男の祖父は岸信介・A級戦犯である。
岸が右翼やヤクザ社会との関わりで、政界に隠然たる影響を与えて昭和の妖怪と言われ、右翼・児玉誉士夫と刎頚の仲だったのは、公知の事実。
B級C級戦犯の合祀は、1959年皇太子結婚騒動に隠してバタバタと行われた。
資料は厚生省が作成し、靖国神社が選んだ。1959年合祀時の首相は岸信介だった。

A級戦犯が合祀されたのは、1978年、岸派を引継いだ福田赳夫首相の時である。
岸信介との共犯として児玉誉士夫がロッキード事件で暗躍したことは有名。
児玉に渡ったロッキードからの30億円以上と言われる工作資金は今も闇のままだ。
当時の米国の軍需産業は、ニクソンによるベトナム撤収後の軍需費削減で苦しんでいて共和党にとっても頭の痛い問題だった。
特にロッキード社は旅客機部門で出遅れ,ロールスロイスのように倒産する寸前の危機にあったのでニクソンが無理やり田中角栄に頼み込んだのである。

児玉誉士夫とロッキード社との関係は、F86の後継次期戦闘機の選定時代1958−59年に遡る。
ロッキード社のF104に決まっていたのに、岸内閣発足によってグラマン社のF11に変更され、最終的には、児玉誉士夫と岸信介によって、またロッキードのF104にひっくり返り、莫大な金が動いたと噂されました。
次の次期戦闘機選定は、1968−69年実弟の佐藤栄作内閣の時でダグラス社のF4Eに決まりました。そしてその後の次期戦闘機の選考時期が1975−8年だったのです。
戦闘機の購入額は、当時の旅客機の比ではない。利権マージンも莫大であり5億円なんてはした金!商社が熾烈な売り込み合戦を行っていた。
次期戦闘機の選定権に影響力を発揮していた岸信介の一番の目ざわりが、当時最大派閥になった田中角栄だった。

次の福田内閣でF15に内定したが、大平内閣のときのダグラスグラマン事件として有名な疑獄事件が起こった。
ロッキードの旅客機どころではない莫大な金額の疑獄事件だったが、自殺者や大平が亡くなってうやむやになってしまった。

ロッキードの疑獄事件の真相は、次期戦闘機の選定権争いだった。


山田洋行が防衛専門商社として頭角を現したのは、山田オーナーと旧知の仲であった自民党の金丸信・自民党副総裁のところに宮崎容疑者が食い込んだからだと言われている。金丸氏が失脚した後は小沢一郎氏に近づいた。

防衛利権を引き継いだ小沢氏は、防衛庁制服組の田村秀昭元空将、永野茂門元陸将らを側近としていたから、防衛庁OBの宮崎容疑者の活躍によって山田洋行はAWACS(空中警戒管制機)、FSX(次期支援戦闘機)などのエンジン商戦で勝ってきた。野党に転落していた自民党の野中広務氏が国会でこの疑惑を追及したことがある。

このいきさつから宮崎容疑者は小沢氏と民主党に近い存在だったといえる。小沢氏から受けた恩義を忘れてはいない。とはいうものの小沢氏の野党時代が長引くと政権党に近づく必要があった。「新防衛族」といわれた自民党の久間元防衛相、額賀元防衛庁長官に接近している。

軍需専門商社の山田洋行は、守屋だけでなく防衛族議員や防衛省官僚などを幅広く接待していたと言われている。 山田洋行の経営するゴルフ場で、額賀福志郎、久間章生の両防衛庁長官や防衛政務次官の経験者が守屋や防衛庁幹部7人と一緒にゴルフする姿なども見られている。
 今回の証人喚問は守屋だけだが、他の議員や役人との癒着も追及されるだろう。

 小沢の資金管理団体「陸山会」や小沢が代表を務める政治支部が、同社から95年〜06年に毎年50万円ずつ計600万円の献金を受けていた。
▲竹下内閣のコネクション
 小沢が防衛産業の人脈を築いたは、87年〜89年に、竹下内閣の副官房長官時代。彼は総理命令で、FSX(次期自衛隊支援戦闘機)の選定問題でワシントンを頻繁に往復している。
 小沢は「タフネゴシエーター」と呼ばれ、その交渉の過程でアメリカと国内に防衛庁や関係業界など、強力な防衛コネクションができた。
 当時の守屋が防衛庁防衛局運用課長であった時期であり、当然、小沢コネクションとも関係ができ、山田洋行や元同社専務も小沢人脈になったと推測される。

 その後、防衛庁出身の永野茂門や航空自衛隊出身の田村秀昭が、小沢が代表だった新進党の参議院議員になったことも、小沢との関係があったからだ。
 元民主党衆院議員の東祥三が山田洋行の顧問に就任していた。



公明党がFSX日米共同開発の筋道作り!!ww

質問主意書

質問第五八号
次期支援戦闘機(FSX)国産化構想等に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。
  昭和六十年六月二十五日

黒  柳   明   

       参議院議長 木 村 睦 男 殿
   次期支援戦闘機(FSX)国産化構想等についての質問主意書
 FSXについては防衛庁技術研究本部が四月一日、「国産開発可能」との中間報告を提出しているが、先ごろ米国務当局は「FSXの国産化は、米軍戦闘機との互換性上問題がある」との見解を明らかにしたようである。
 この次期支援戦闘機国産化問題は、将来わが国の防衛上重要な問題があるので、若干の質問をする。
一 次期支援戦闘機(FSX)については、「国産化又は外国機導入について」は白紙と理解しているが、今後の次期支援戦闘機購入についてのスケジュールを明らかにされたい。
二 次期支援戦闘機購入について米国務・情報両当局は、「FSX」の国産化は、米軍戦闘機との互換性上問題がある」との見解を明らかにしたようであるが、FSXを国産化した場合に、米側が指摘する互換性の問題については、クリア出来るのかどうか。

三 また、米当局には「国産FSXが百機生産で一機あたり八十億円という見積りは低過ぎる」との指摘があり、米国の試算によると一機あたり百億円はかかるとのことであるが、次期支援戦闘機について防衛庁技術研究本部で「国産可能」との中間報告が出されていることでもあり、この価格問題についての見解を明らかにされたい。
四 米当局は、FSX問題については「あくまで防衛的観点からの提起で、日米の貿易不均衡問題とはからませない」とのことであるが、今年の米国対日貿易赤字は史上最高になる勢いであり、このような情勢での米国の指摘は無視できないと思うが、この点はどう考えるか。
  右質問する。

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